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日産リーフe+・約5年の実体験から電気自動車全般をわかりやすく
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中古EV選び 読了目安 14分

中古リーフ(ZE1)のバッテリー劣化確認方法|SOH・12セグ・保証

更新 2026.10.17さわちゃん

中古リーフを検討するとき、「バッテリーがどれくらい劣化しているのか」は特に気になるところです。

私は2021年10月に、初度登録2019年10月の日産リーフe+(62kWh)を走行距離31,207kmで日産認定中古車として購入しました。

当時、販売店から受けたバッテリー状態の説明は、私の記憶では基本的に「12セグです」という程度でした。SOHの詳しい説明は受けておらず、数値も確認していません。約2年落ちの車両だったため、私自身も現在ほどバッテリー劣化を深く意識していませんでした。

現在は約8.7万kmまで走っていますが、容量計は12セグを維持しています。これまで大きな故障や警告灯の点灯、レッカー経験はなく、普通充電・急速充電とも正常です。

ただし、現在のSOHは測定していません。12セグだからバッテリーが完全に良好だと断定することはできません。

約5年間・8万km以上乗った今の私なら、12セグ→SOH→航続距離→充電履歴→保証→試乗まで順番に確認します。

この記事では、中古リーフのバッテリー状態を販売店と現車でどう確認するのかを、私の実体験をもとに紹介します。

記事のポイント

  • 12セグだけで決めず、SOH・航続距離・保証などを組み合わせて確認する
  • SOHが不明なら、販売店へ測定できないか聞く
  • 私ならSOH90%以上を積極的に購入候補にする
  • 急速充電中心だったかは、使用履歴を知る材料の一つとして確認する
  • 満充電時の表示距離だけでなく、実際の使い方で走れそうな距離も考える
  • 最後に試乗し、警告灯・加速・異音などに違和感がないか確認する
中古リーフ(ZE1)のバッテリー劣化確認方法|SOH・12セグ・保証のアイキャッチ画像

中古リーフのバッテリーは複数の材料を組み合わせて確認する

中古リーフのバッテリー状態は、1つの数字や表示だけで判断しない方がいいと考えています。

今の私なら、次の情報を組み合わせます。

  • バッテリー容量計のセグ表示
  • SOHまたはバッテリー診断結果
  • 満充電時の航続可能距離と実際に走れそうな距離
  • 急速充電の使用状況
  • 整備記録とバッテリー保証
  • 試乗時の警告灯・加速・異音など

走行距離も確認しますが、「5万kmなら大丈夫」「8万kmだから劣化している」と距離だけでは決めません。

実際、私のリーフe+は約8.7万km走っても12セグを維持し、大きな故障は出ていません。ただし、これは私の車両の一例です。8万km以上の中古EVなら必ず問題ないという意味ではありません。

確認しているモルモル
12セグだけで決めず、SOH・航続距離・保証などを重ねて見ると判断しやすいよ。

SOHとは?バッテリー容量を数字で確認する目安

SOHは「State of Health」の略で、駆動用バッテリーの健全度を表す指標です。

日産の「バッテリー状態証明書」では、新車時のバッテリーを100%としたときの現在の容量割合としてSOHが表示されます。

たとえばSOH90%なら、新車時を100%とした容量に対して約90%という見方です。

12セグより細かく車両同士を比較できるため、確認できるなら私はSOHを見ます。

ただし、SOHは測定日時点の状態です。将来のバッテリー容量や性能まで保証する数字ではありません。

私ならSOH90%以上を積極的に候補にする

私自身が次に中古EVを買うなら、SOH90%以上を積極的に購入候補にします。

  • SOH90%以上:積極的に購入候補へ入れる
  • SOH89%以下:即NGにはせず、同条件のほかの車両と比較する
  • SOH85〜90%前後:価格・年式・走行距離・保証などを含めて判断する
  • SOH80〜85%程度:長く使うことを考えて慎重に判断する

この数値はメーカーが定めた合否基準ではありません。約5年間中古リーフに乗った私が、次に中古EVを買う場合の個人的な購入判断基準です。

SOHだけで車両の良し悪しを決めるのではなく、価格、年式、走行距離、保証、整備履歴なども合わせて判断します。

比較して考えているモルモル
90%はメーカーの合格ラインではなく、さわちゃん自身の購入基準。89%以下でも価格や保証と合わせて比べよう。

SOHは測定日と診断結果も確認する

今の私なら販売店で、SOHの数字だけでなく次の内容まで聞きます。

  • この車のSOHは何%ですか?
  • 最後に測定したのはいつですか?
  • バッテリー診断結果を見せてもらえますか?
  • 数値やグラフなど、ほかに確認できる資料はありますか?

口頭で「問題ありません」と聞くだけより、測定日や診断資料まで確認できた方が、ほかの車両と比較しやすくなります。

日産ではバッテリー状態証明書も始まっている

2026年9月時点では、日産がZE1型リーフを対象に「日産バッテリー状態証明書」を一部販売会社で先行導入しています。

証明書では、SOHのほかに想定バッテリー残容量や想定航続可能距離も確認できます。

すべての中古リーフに付いているわけではありませんが、候補車に証明書がある場合は確認しておきたい資料です。

証明書がない場合でも、販売店に「SOHや直近のバッテリー診断結果を確認できますか」と聞いてみてください。

12セグは必ず確認する|ただし12セグだけでは決めない

中古リーフを見るなら、メーターのバッテリー容量計は必ず確認します。

私のリーフe+は、2021年10月に走行距離31,207kmで購入したときから12セグでした。

販売店から受けた説明は、私の記憶では基本的に「12セグです」という程度です。SOHについて詳しい説明を受けた記憶はなく、数値も見せてもらっていません。

当時は約2年落ちの車両だったため、私自身も現在ほどバッテリー劣化を深く意識しておらず、12セグを見て「大丈夫そうだ」と判断していました。

走行距離85,514kmでバッテリー容量計12セグを維持している2019年式日産リーフe+のメーター
2019年式リーフe+。走行距離85,514km時点でも、購入時と同じ12セグメントを維持しています。

2019年式リーフe+は、走行距離85,514km時点でも購入時と同じ12セグを維持していました。

現在も12セグなので、安心材料の一つではあると思っています。

ただし、12セグだからSOHも十分高いとは限りません。

注意を呼びかけているモルモル
12セグだけではSOHの正確な%までは分からないよ。「12セグ=劣化なし」と決めつけないようにしよう。

現在の私のリーフも12セグですが、正確なSOHは測定していないため分かりません。

今買うなら、12セグを確認したうえでSOHや診断結果も確認します。

私はセグ欠けした車両の優先順位を下げる

私自身が中古リーフを選ぶなら、12セグ・5万kmと11セグ・3万kmなら、12セグ・5万kmを選びます。

また、セグ欠けしている車両は、価格が安くても私は基本的に購入候補から外します。

これは11セグのリーフが使えないという意味ではありません。

私は往復約80kmの通勤にも使い、できるだけ長く乗りたいので、バッテリー状態を優先したいという個人的な判断です。

満充電時の航続可能距離は参考程度に確認する

満充電時の航続可能距離も確認しますが、私はSOHや整備記録ほど重視しません。

航続可能距離の表示は、直近の電費、外気温、エアコンのON・OFF、ECOモード、走り方などで変わるからです。

表示されている距離だけを見て、バッテリーが劣化しているとは判断できません。

走行距離84,059kmの日産リーフe+で100%充電・エアコンON時に航続可能距離394kmと表示されたメーター
私の2019年式リーフe+は、走行距離84,059km時点で100%充電・エアコンON時に394kmと表示されました。

私の2019年式リーフe+では、走行距離84,059km時点で、100%充電・エアコンONの状態で394kmと表示されました。

購入当時は、記憶では満充電時に420〜450kmほど表示されていました。

ただし、購入当時の正確な条件を記録していないため、「何km減ったから何%劣化した」と比較することはできません。

現在まで、私自身は明確に航続距離が短くなったという感覚はありません。

航続可能距離は確認しますが、SOHや12セグと合わせて見る補助材料として扱います。

短い試乗だけでバッテリー劣化を判断するのは難しい

中古車を購入するときは試乗した方がいいですが、短時間の試乗だけで駆動用バッテリーの劣化を判断するのは難しいと思います。

私自身も購入時に短い試乗をしましたが、SOHや容量劣化まで判断できるものではありませんでした。

試乗では、警告灯が点灯していないか、加速に違和感がないか、異音や振動がないかなどを確認します。

バッテリー容量そのものについては、試乗の感覚よりSOHや診断結果を優先した方が判断しやすいです。

充電動作はバッテリー状態を見る補助材料

販売店で確認できるなら、普通充電と急速充電が正常に開始できるかも見ておきたいところです。

私のリーフe+は現在まで普通充電・急速充電とも正常で、充電に関する警告灯やレッカー経験もありません。ただし、充電できることだけでバッテリー容量の良し悪しまで判断することはできません。

50kW級急速充電器を使用し日産リーフe+のメーターに46kWの充電出力が表示されている実写写真
走行距離86,888km時点。50kW急速充電器で46kWの出力を確認しました。

私のリーフe+では、走行距離86,888km時点で50kW急速充電器を使った際に46kWの出力を確認しました。

ただし、46kW出たからSOHが高い、出力が低かったからバッテリーが劣化している、とは判断できません。

急速充電の出力は、バッテリー残量や温度、外気温、充電器側の状況などでも変わります。購入前に確認できるなら、「正常に充電を開始できるか」「明らかな異常がないか」を見る補助材料として扱います。

急速充電中心で使われていた車かも確認する

次に中古EVを買うときは、可能であれば前オーナーが急速充電中心で使っていた車かも販売店へ聞きます。

ただし、急速充電を多く使った車だから、必ずバッテリー状態が悪いとは判断しません。

バッテリーへの影響は、使用環境、温度管理、車種、バッテリーの冷却方式など複数の要因で変わるからです。販売店が充電履歴を把握していない場合もあります。

分かる範囲で利用状況を聞き、SOHや12セグ、航続距離、保証と合わせて判断するための確認材料の一つにします。

整備記録とバッテリー保証も確認する

今の私なら、SOHや12セグと一緒に整備記録も確認します。

私が2021年に購入したリーフは、購入時資料では記録簿が「無」でした。

当時はそこまで重要視していませんでしたが、今なら過去の点検・修理履歴を確認できる車の方を優先します。

バッテリー保証については購入時に販売員から説明を受けましたが、当時の私は「多分使わないだろう」と思い、あまり意識していませんでした。

実際、現在まで駆動用バッテリーの大きな故障はありません。

それでも、中古EVは万一の修理費が気になるため、次に購入するなら保証の残期間や継承状況まで確認します。

リーフ40kWh・62kWh車の容量保証

日産リーフの40kWh・62kWh車では、正常な使用条件下で、新車登録から8年間または16万kmのどちらか早い方までバッテリー容量保証があります。

保証期間内にバッテリー容量計が9セグメントを割り込み、8セグメントになった場合、修理や部品交換によって9セグメント以上へ復帰させる内容です。

少し容量が減っただけで、新品バッテリーへ丸ごと交換してもらえる保証ではありません。

中古車の場合は、保証書や保証継承の状況、残り期間を車両ごとに確認してください。

私は購入時にSOHを知らなかった|今なら確認する

2021年10月に中古リーフe+を購入したとき、販売店からの説明は、私の記憶では「12セグです」という程度でした。

当時はSOHという言葉自体を知らず、数値を見せてもらっていません。約2年落ちだったこともあり、私自身も現在ほどバッテリー劣化を深く確認していませんでした。

結果として約5年間・8万km以上乗り、現在まで大きな故障はありません。ただし、今の私なら購入時と同じ確認方法は取りません。

次に中古EVを買うなら、12セグ→SOH→航続距離→充電履歴→保証→試乗まで確認します。

現在の私のリーフは12セグですが、SOHは未測定です。12セグでもSOHが想像より低ければ、「購入前に知りたかった」と感じると思います。

購入後に後悔しないためにも、購入前に確認できる情報はできるだけ確認しておく方がいいと考えています。

SOHが分からない中古リーフは買わない方がいい?

SOHを確認できないからといって、私はその車を即座に候補から外すわけではありません。

まず販売店へ「SOHを診断・測定できませんか」と聞きます。「SOH不明」という説明だけで終わらせず、測定できる方法がないか確認します。

それでも分からない場合、同じような年式・走行距離・価格・車両状態なら、SOHを確認できる車を優先します。

疑問に思っているモルモル
SOHが分からない車は即NGじゃないよ。でも同じ条件なら、数字まで確認できる車の方が比較しやすいね。

一方で、SOHが分からなくても、価格がかなり安い、内外装が非常にきれい、整備履歴や保証がしっかりしているなど、ほかに大きなメリットがあるなら候補に残すこともあります。

バッテリー状態について質問しても販売店がほとんど説明できず、整備履歴も分からないのであれば、私は優先順位を下げます。

中古EVは、1つの条件だけで決めず、車両全体を比較することが大切です。

今、中古EVを買うならバッテリーをこの7段階で確認する

2021年の購入時は12セグだけで判断していましたが、約5年間・8万km以上乗った今なら、次の順番で確認します。

  1. メーターのバッテリー容量表示を確認する
    リーフなら、まず容量計が何セグあるかを見ます。
  2. 販売店へSOHを確認する
    数値が分かる場合は、SOHと測定日、診断結果を確認します。
  3. SOHが分からなければ測定できるか聞く
    「不明」で終わらせず、販売店で診断・測定できないか確認します。
  4. 満充電時の航続可能距離表示を確認する
    表示距離だけで判断せず、自分の通勤距離やエアコン使用などの条件で実際にどの程度走れそうかも考えます。
  5. 急速充電を多く使っていた車か確認する
    可能であれば前オーナーの利用状況や充電履歴を質問します。急速充電が多いだけで劣化車とは決めません。
  6. バッテリー保証がいつまで残っているか確認する
    保証期間、保証条件、保証継承の状況を車両ごとに確認します。
  7. 最後に試乗する
    警告灯、加速、異音、振動など、走行時に違和感がないか確認します。

すべての情報が必ず分かるとは限りません。それでも、確認できる項目を増やし、1つの表示だけで決めずに複数の車両を比較する方が判断しやすくなります。

まとめ|12セグだけで決めず7段階で確認する

中古リーフのバッテリー状態を確認するときは、12セグだけで良否を決めず、SOH、航続距離、充電履歴、保証、試乗などを組み合わせて判断します。

  • まずメーターの容量表示を確認する
  • 販売店へSOHを聞き、不明なら測定できないか確認する
  • SOHは数値と測定日、診断結果を確認する
  • 私ならSOH90%以上を積極的に候補へ入れ、89%以下は他車と比較する
  • 満充電時の表示だけでなく、実際の使い方で走れそうな距離も考える
  • 急速充電の使用状況は、複数ある判断材料の一つとして扱う
  • バッテリー保証の残期間・条件・継承状況を確認する
  • 最後に試乗し、警告灯・加速・異音などを確認する

私は2021年10月に、走行距離31,207kmの日産リーフe+を日産認定中古車で購入しました。当時のバッテリー説明は、記憶では「12セグです」という程度で、SOHは確認していません。

現在は約8.7万kmまで走っても12セグを維持し、大きな故障、警告灯、レッカー経験はありません。普通充電・急速充電とも正常です。ただし、これは私の車両の一例で、現在のSOHも未測定です。

約5年間乗った今なら、12セグだけでは判断しません。販売店と現車で確認できる情報を増やし、候補車同士を比較してから選んでください。

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