結論|8.5万km乗ってもEVのタイヤが極端に減りやすいとは感じない
私のリーフe+では、約8.5万kmまで乗ってきても「EVだからタイヤがものすごく早く減る」という感覚はありません。
ただし、これは私の車と運転環境での結果です。すべてのEVで同じ寿命になるという意味ではありません。
私は年間約1万km走り、通勤と街乗りが中心です。旅行は年1〜2回ほどで、普段は急加速を避け、アクセルもできるだけゆっくり操作しています。
EVにはタイヤへ負担をかけやすい特徴がありますが、実際の摩耗は運転方法や空気圧、道路環境、装着するタイヤなどでも変わります。
モル
8.5万km走った結果なので、「EVはすぐタイヤが減るの?」と不安な人には一つの参考になるね。
約8.5万kmまでパンクやバーストは0回
これまで約8.5万km走っていますが、パンク、釘刺さり、バーストなどのタイヤトラブルは一度も経験していません。
現在の一般タイヤで、雨の日に滑りやすいと感じたり、高速道路で不安を感じたりしたこともありません。
もちろん、タイヤに関係なく雨の日や冬、高速道路では速度を控えています。マンホールや白線の上も滑りやすいので、少し速度を落とすようにしています。

「4本3万円前後」は実際の購入額ではなく、次回タイヤ交換時に考えている予算の目安です。
EVのタイヤはなぜ減りやすいと言われる?
私自身は極端な摩耗を感じていませんが、EVがタイヤに負担をかけやすい理由はあります。
ミシュランは、EVではバッテリーによる車重の増加や大きなトルクによって、タイヤに高い剛性や耐摩耗性が求められると説明しています。
つまり、「EVなら必ずタイヤがすぐ減る」というより、車重や大きなトルクによってタイヤへの負荷が大きくなりやすいと考えるほうが分かりやすいです。
参考:ミシュラン公式「電気自動車用タイヤの選び方」
運転の仕方でもタイヤへの負担は変わる
EVはアクセルを踏んだときに大きなトルクを出せるため、急加速を繰り返せばタイヤへの負担も増えます。
私は普段からアクセルをゆっくり踏み、e-Pedalを使って穏やかに走るようにしています。
この運転方法がタイヤ寿命にどの程度影響しているかは測定していません。ただ、私のリーフで極端な摩耗を感じていない結果を見ると、「EVかどうか」だけで寿命を決めるのは難しいと感じます。
リーフe+で実際にタイヤを交換した時期と費用
私がリーフe+を中古で購入したのは2021年10月で、購入時の走行距離は約3.1万km(31,207km)でした。
購入時についていた夏タイヤは新品ではなく、初年度登録時から装着されていたタイヤでした。
そのタイヤを、車両走行距離が約6万kmになった時点で交換しています。
交換した理由は走行距離ではなく、溝が減っていたことと、ひび割れが出ていたことです。
「夏タイヤが6万kmもった」という意味ではない
ここは誤解しやすいので補足しておきます。
車両走行距離が約6万kmのときに交換したのであって、同じ夏タイヤだけで6万km走ったわけではありません。
2021年12月からは冬になるとスタッドレスタイヤへ履き替えているため、以前の夏タイヤだけで何km走ったのかは分かりません。
そのため、この記事では「リーフの純正タイヤが6万kmもった」とは判断していません。
現在はピレリの一般タイヤを使用
現在の夏タイヤは、ピレリの205/55R16 91Vです。EV専用タイヤではありません。
交換したのは2025年春ごろです。冬はスタッドレスへ履き替えているため、現在の夏タイヤ自体では約1.5万〜2万kmほど走っていると思います。
現在も溝は残っており、目立ったひび割れもありません。自分の感覚では、まだ十分使える状態です。

現在使用しているピレリ製一般タイヤ。サイズは205/55R16 91Vです。
夏タイヤ4本の交換費用は4万〜5万円くらいだった
タイヤ4本と交換工賃、古いタイヤの処分費などを合わせて、4万〜5万円くらいだったと記憶しています。
領収書を残しておらず正確な金額は確認できないため、あくまで記憶ベースです。
現在のタイヤを選んだのは、価格が比較的安く、街中でも見かけるメーカーだったことが理由です。当時はEV専用タイヤがあること自体を知りませんでした。
次回も私は、4本3万円前後の一般タイヤを候補にしたいと思っています。ただし、これは今回実際に支払った4万〜5万円とは別で、次回購入するときの希望価格帯です。
EV専用タイヤは必要?私は一般タイヤを選んでいる
結論からいうと、EVだから必ずEV専用タイヤを選ばなければならないわけではありません。
モル
EVなら「EV専用」と書かれたタイヤじゃないとダメなの?ここは気になるところだね。
ピレリも、車両に適したタイヤであることを前提に、EVへ特定のタイヤを要求する法律はないと案内しています。
一方で、EV向けタイヤにはEVの特徴に合わせたメリットがあります。
参考:ピレリ公式「電気自動車用タイヤ」
EV向けタイヤは静粛性や転がり抵抗などを考えて作られている
ピレリのEV向け技術「ELECT」では、転がり抵抗、静粛性、耐久性などをEV向けに考慮しています。
EVはエンジン音がないため、ロードノイズが目立ちやすいのも特徴です。静粛性や電費、耐摩耗性を重視する人なら、EV向けタイヤを検討する価値があります。
ただ、私は現在の一般タイヤで特に困っていません。
一般タイヤより数万円高くなるのであれば、今の使い方ではEV専用という理由だけで選ぶつもりはありません。
一般タイヤなら何でもいいわけではない
EV専用でなくてもよいからといって、サイズや性能を無視して選んでいいわけではありません。
日産公式FAQでは、2019年にe+が追加されたリーフe+Xの標準タイヤとして205/55R16 91V、指定空気圧として前後250kPaが案内されています。
私の現在の夏タイヤも205/55R16 91Vです。
タイヤを購入するときは、「EV専用かどうか」だけを見るのではなく、自分の車に適合するサイズやロードインデックス、速度記号などを確認する必要があります。
参考:日産公式「リーフのタイヤサイズ・空気圧」
一般タイヤで感じるロードノイズ・電費・雨の日の違い
ロードノイズは路面によって感じる
以前のタイヤから現在のピレリへ交換して、「明らかにうるさくなった」「乗り心地が悪くなった」とは感じませんでした。
ただ、道路によってはロードノイズを感じることがあります。
タイヤそのものが原因なのか、リーフの遮音性や道路の状態によるものなのか、私には切り分けられません。
きれいに整備された道路では、滑るように静かに走り、モーター音が聞こえるくらい静かなこともあります。
タイヤ交換後に電費の大きな変化は感じなかった
現在の一般タイヤへ交換してから、電費が明らかに良くなった、または悪くなったという変化は感じていません。
これは私が数値で比較した結果ではなく、普段乗っている中での体感です。
雨の日や高速道路でも大きな不安はない
雨の日に「滑りやすい」「ブレーキが怖い」と感じたことはありません。
高速道路でも、現在のタイヤそのものに不安を感じた経験はありません。
ただし、私の経験はタイヤ性能を保証するものではありません。タイヤの状態や道路状況に合わせて速度を調整することが前提です。
スタッドレスタイヤはホイール4本セットで95,400円だった
冬はYOKOHAMAのiceGUARD 6を使っています。
2021年12月12日にホイール4本セットを95,400円で購入しました。サイズは夏タイヤと同じ205/55R16です。
毎年12月中旬ごろに装着し、3月中旬ごろに夏タイヤへ戻しています。

2021年12月12日にホイール4本セットを95,400円で購入しました。

実際の購入画面。ホイール4本セットの支払額は95,400円でした。
冬の電費低下はタイヤより暖房の影響を大きく感じる
スタッドレスへ替えると多少電費が悪くなる気はしますが、夏タイヤと条件をそろえて測定したわけではありません。
それより私の場合は、冬に暖房を使うことによるバッテリー消費のほうが目立つと感じています。
雪道を走ることもありますが、私の環境では冬は凍結路を走る機会のほうが多いです。
スタッドレスタイヤについても、EVだから特別早く減っているという実感はありません。
タイヤを長く使うために私がしている管理
指定空気圧250kPaを基準に確認する
日産公式では、2019年式リーフe+Xの205/55R16 91Vは、前後とも指定空気圧250kPaです。
私は自分で2〜3か月に1回程度、空気圧を確認しています。
これは私が実際に確認している頻度であって、すべての人に同じ頻度を勧めるという意味ではありません。
タイヤの空気圧を調整するときは、運転席ドア付近のラベルや取扱説明書を見て、自分の車に指定された数値を確認してください。

2019年式リーフe+X・205/55R16 91Vの指定空気圧は前後250kPaです。
夏冬タイヤを自分で交換して年間約6,000円節約
夏タイヤとスタッドレスの履き替えは、自分で行っています。
使っているのは油圧ジャッキ、トルクレンチ、タイヤ止めなどです。
交換作業だけなら40分〜1時間くらい、準備や片付けまで含めると約1時間かかります。
年2回交換するので、私の感覚では店舗へ依頼するより年間で最低約6,000円は浮いています。
ただ、最初から一人でできたわけではありません。知り合いに教えてもらって、自分で交換できるようになりました。
タイヤは重く、ジャッキの使い方やナットの締め付けを間違えると危険です。経験や知識に不安がある人は、工賃を節約するために無理をせず、店舗へ依頼したほうが安心です。
モル
工賃は節約できるけど、安全が最優先。やり方に自信がなければお店に任せよう。
外したタイヤは自宅倉庫で保管
使っていないタイヤは、自宅の倉庫でカバーをかけて保管しています。
そのため、タイヤ保管サービスの料金はかかっていません。
タイヤ交換は走行距離だけで決めない
「何万km走ったら交換?」と考えたくなりますが、タイヤは走行距離だけで判断できません。
日本自動車タイヤ協会(JATMA)では、乗用車用タイヤの使用限度を残り溝1.6mmとしており、スリップサインが使用限度を確認する目安になります。
また、溝だけではなく、ひび割れや傷、異物なども点検するよう案内されています。
私が以前のタイヤを交換したときも、「車両走行距離が6万kmになったから」ではありません。
実際に溝が減り、ひび割れも確認できたので交換しました。
EVかどうかに関係なく、走行距離だけでなく実際のタイヤ状態を見ることが大切です。
参考:JATMA公式「安全に乗るためのタイヤ点検」

現在の夏タイヤに表示されている「4624」。2024年第46週の製造を示す表示です。
まとめ|私のリーフe+ではEVだから極端に減るとは感じなかった
リーフe+を約8.5万kmまで乗った私の経験では、EVだからタイヤが極端に早く減るという実感はありません。
現在はEV専用ではないピレリの一般タイヤを使っています。夏タイヤ自体で約1.5万〜2万km走った現在も、溝やひび割れに大きな問題はなく、雨の日や高速道路でも大きな不満はありません。
一方で、EVには車重や大きなトルクなど、タイヤへの負担が増えやすい特徴があります。
そのため、「EVはタイヤが減る」「EVなら減らない」と一括りにするのではなく、自分の車に適合したタイヤを選び、溝・ひび割れ・空気圧を確認しながら使うのが現実的だと思います。
私は次回も、価格と安全性のバランスを見ながら4本3万円前後の一般タイヤを候補にする予定です。
モル
「EV専用」という名前だけで決めず、価格・適合サイズ・欲しい性能のバランスで選ぶのが分かりやすいね。
【合わせて読みたい:中古EVはやめとけ?2年落ちリーフを買って5年乗った私の結論 →】