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日産リーフe+・約5年の実体験から電気自動車全般をわかりやすく
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中古EV選び 読了目安 8分

中古EVの試乗で確認すること|15分で見る購入前チェック7項目

更新 2026.10.17さわちゃん

中古EVを買う前に試乗できるなら、「何となく走って終わり」ではもったいないです。私が2019年式の日産リーフe+を中古購入したときの試乗は、販売店の敷地内を約5分走っただけでした。

静かさとアクセルレスポンスの良さはすぐ分かりましたが、Bレンジや回生ブレーキの感覚までは十分に判断できませんでした。約5年乗り、走行距離が約8.7万kmになった今なら、15分前後で「ペダル・直進性・坂道・駐車」を優先して確認します。

記事のポイント

  • 私なら試乗時間は15分前後を目安にする
  • アクセルとブレーキは「重さ」より滑らかさを見る
  • 坂道では上りの加速と下りの回生ブレーキを確認する
  • 試乗の最後に実際に駐車して取り回しを確かめる
  • タバコ・ペットなどの臭いはエアコン吹き出し口まで確認する
  • SOH・冷却方式・保証などは試乗だけで判断せず販売員に聞く
中古EVの試乗で確認すること|15分で見る購入前チェック7項目のアイキャッチ画像

中古EVの試乗は15分前後を目安に確認する

私なら、長時間の試乗までは求めません。15分前後走れれば、購入判断に必要な操作感はかなり確認できます。

優先順位は「坂道 → 市街地 → 駐車」です。荒れた路面や高速道路まで走れれば参考になりますが、中古車の試乗では難しいこともあります。

特に坂道では、上りで加速やアクセルレスポンス、下りで回生ブレーキの減速感を確認できます。市街地では直進性や異音、最後の駐車では車幅感覚や取り回しを見ます。


中古EVを15分試乗するときに確認する項目を乗る前から駐車まで整理した図解
中古EVの試乗で確認したい流れを15分前後に整理した図解

私が中古リーフを買ったときの試乗は約5分だった

2021年に中古のリーフe+を購入したとき、試乗したのは販売店の敷地内だけで、時間は約5分でした。

前の車がガソリン車だったので、まず驚いたのは静かさです。アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスも強く、当時は少し怖いと感じるほどでした。異音やガクつき、振動はありませんでした。

Bレンジも試しました。ただ、敷地内を少し走るだけでは、回生ブレーキの強さや自分が普段使いやすいかまでは分かりませんでした。

それでも気になるところがなく、担当者がEVについて詳しく説明してくれたことは購入の安心材料になりました。

EVについての体験談や検討内容を話すモルモル
5分でも静かさや加速は分かったけど、Bレンジや回生の感覚までは判断しきれなかったんだね。今なら15分前後が目安です。

中古EVの試乗で確認したい7項目

1.アクセルペダルが滑らかに動くか

アクセルは、踏み始めから戻すところまで滑らかに動くか確認します。

私なら、途中でカクカクしたり、引っ掛かったりする車は候補から外します。EVはアクセル操作で加減速を細かく調整する場面が多いので、ペダルの違和感は運転のしづらさにつながるからです。

加速の速さそのものを試すために、無理に強く踏み込む必要はありません。普段使う程度の加速で、異音や振動、もたつきがないかを見れば十分です。

2.ブレーキペダルが滑らかに動くか

ブレーキも同じです。重い・軽いだけで良し悪しを決めず、踏み込む途中で引っ掛からないか、戻すときにカクつかないかを確認します。

私のリーフは、前に乗っていた車よりブレーキペダルが少し硬く感じました。ただ、それ自体を異常だとは感じませんでした。車種によって感触は違うので、自分が自然に操作できるかを見る方が大切です。

3.ブレーキ時に金属音や強い振動が続かないか

私は、ブレーキをかけるたびに「キーッ」という金属音が続く車は気になります。

ただし、一度音がしただけで即NGとは限りません。日産は、雨のあとや洗車後など湿気が多いときに一時的な「キー」という音が出る場合があり、異常ではないケースもあると案内しています。

一方、ブレーキパッドが摩耗すると金属音が出る場合もあります。何度かブレーキをかけても音が続く、振動もある、原因を説明してもらえない場合は、その場で決めず販売店に確認します。

参考:日産「ブレーキペダルを踏むと音がする」

読者に注意点や警告を伝えるモルモル
一度の「キー音」だけで即NGとは限りません。何度かブレーキをかけても続くなら、原因を確認してから判断しよう。

4.ハンドルをまっすぐにして直進するか

ハンドルをまっすぐにした状態で、車も自然にまっすぐ走るか確認します。

私は仕事で古い車に乗ったとき、ハンドルを少し斜めにしないと直進しない車を経験したことがあります。中古EVを買うなら、直進時に左右へ取られないか、不自然な遊びが大きくないかを見ます。

販売車で同じ症状があると決めつけるわけではありませんが、違和感があれば理由を確認します。

5.坂道で加速と回生ブレーキを確認する

試乗コースを選べるなら、私は坂道を優先します。

上り坂では加速とレスポンス、下り坂では回生ブレーキの減速感を確認できるからです。Bレンジやe-Pedalなどの機能がある車なら、実際に切り替えて自分が扱いやすいか試します。

私の2019年式リーフe+のe-Pedalは、アクセルペダルを戻すと停車まで減速できるタイプです。日産の当時の案内でも、アクセル操作で加速・減速し、停車状態を保持する機能として説明されています。

参考:日産リーフ(ZE1)e-Pedalの作動について

6.試乗の最後に実際に駐車する

私なら、試乗の最後に一度は自分で駐車します。

確認したいのは、バックカメラだけではありません。車幅感覚、ハンドルの取り回し、運転席からの見え方、切り返しのしやすさまで含めて、自分が普段使うイメージで確認します。

最初は慣れていないので、多少ぎこちなくても問題ありません。それでも「このサイズを毎日扱えそうか」は、実際に駐車してみないと分かりにくい部分です。

走りが良くても、自宅やスーパーの駐車場で毎回扱いにくいとストレスになります。私は加速性能を見ることより、日常で困らない取り回しかを確認する方を重視します。

確認事項や要点をチェックするモルモル
最後に1回は自分で駐車。車幅感覚と取り回しは、毎日の使いやすさに直結するチェックです。

7.車内とエアコン吹き出し口の臭いを確認する

中古車では、走りだけでなく臭いも確認します。

私はエアコンをONにして、吹き出し口に近づいて直接臭いを確認します。タバコやペットなど、前オーナーの生活環境による臭いは購入後に気になる可能性があるからです。

購入したリーフでは、タバコやペットの臭いはありませんでした。エアコンについては、極端に効きが悪くないかを確認する程度で十分だと考えています。

SOHや冷却方式は試乗だけで判断せず販売員に確認する

中古EVでは、実際に運転しても分からないことがあります。特にバッテリー状態は、15分走っただけで判断できません。

  • SOHなどバッテリー状態を示す数値や診断資料
  • 駆動用バッテリーの冷却・温調方式
  • 駆動用バッテリー容量(40kWh、62kWhなど)
  • 分かる範囲での充電履歴
  • 異常・故障・修理歴
  • 保証の範囲と残り期間

私がリーフを買った当時は12セグを確認しましたが、SOHという指標までは知りませんでした。また、バッテリーに冷却方式の違いがあることも理解していませんでした。

今なら、試乗の感触だけで決めず、上の項目を販売員に質問します。充電履歴など販売店でも分からない項目はありますが、分からないこと自体よりも、質問に対してどこまで確認・説明してくれるかを見ます。

日産では現在、一部販売会社のリーフを対象に、SOHなどを記載した「バッテリー状態証明書」の取り組みも行っています。対象車なら判断材料の一つになります。

参考:日産公式「バッテリー状態証明書」


中古EV購入前に販売員へ確認したいSOHや冷却方式、バッテリー容量、故障歴、保証をまとめた図解
試乗だけでは分かりにくい項目は販売員に確認する

試乗できない中古EVは買わない方がいい?

私は「試乗できない=必ず候補から外す」とは考えていません。

たとえば1〜2年落ちなど比較的新しい中古EVなら、他の状態や販売店の説明に問題がなければ、試乗できないだけで除外はしません。

ただし、実車には座ります。運転席からの視界、ペダル位置、車内の状態、エアコン吹き出し口の臭いなど、走らなくても確認できる部分は見ておきます。

年式が古い、走行距離が多い、販売員の説明に不明点が多い車ほど、私は試乗して確認したいです。

私ならこんな違和感があればその場で決めない

試乗で一番大切なのは、チェック項目を全部消化することではなく、気になる違和感を残したまま契約しないことだと思っています。

  • アクセルやブレーキペダルがカクつく、引っ掛かる
  • 何度かブレーキをかけても原因不明の金属音が続く
  • ハンドルをまっすぐにしても自然に直進しない
  • 走行中に原因の分からない異音や振動がある
  • 気になる症状を聞いても販売員から納得できる説明がない

すぐに「故障車だ」と決める必要はありません。ただ、原因が分からないまま「まあ大丈夫だろう」で買う必要もありません。

中古EVの試乗は「走り」だけでなく駐車まで確認する

私が中古リーフを買ったときの試乗は約5分でした。それでも静かさや加速の良さは分かりましたが、回生ブレーキや日常の取り回しまで判断するには短かったと感じています。

今なら15分前後を目安に、坂道・市街地・駐車を優先します。特に、アクセルとブレーキの滑らかさ、直進性、坂道での回生、実際の駐車は確認します。

そしてSOHや冷却方式、保証は試乗だけで分からないので販売員へ質問します。運転して気持ちよかったから買うのではなく、試乗と車両情報の両方に納得してから決める方が、中古EVでは後悔を減らしやすいです。

走行以外のバッテリー表示・タイヤ・修復歴・充電口などは、中古EV購入前チェックリスト|現車で確認する7項目で確認してください。

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