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急速充電 読了目安 9分

EVの急速充電は30分で何%入る?リーフe+の実測4回を比較

更新 2026.09.05さわちゃん

EVの急速充電は30分で、バッテリー残量が何%くらい増えるのでしょうか。

長距離ドライブを考えるとき、「30分あれば次の充電場所まで走れるだけ入るのか」「50%くらい増えるのか」は気になるところです。

私は2019年式の日産リーフe+(62kWh)で、日常利用や長距離旅行のときに急速充電を使っています。

先に結論を言うと、写真と記録が残っている30分前後の実測4回では、残量が30〜56ポイント増えました。

4回を単純平均すると約40ポイント増ですが、30分なら毎回同じだけ増えるわけではありません。

この記事では、実際の充電記録を比較しながら、「急速充電30分で何%入るのか」をできるだけ分かりやすく整理します。

記事のポイント

  • 30分前後の実測4回では+30〜56ポイントだった
  • 4回の単純平均は約40ポイント増
  • PowerXでは19%→75%まで30分で回復した
  • 同じ車でも、残量・温度・充電器などで結果は変わる
  • 「90kWなら30分で必ず○%」とは決められない

EVの急速充電は30分で何%入る?リーフe+の実測4回を比較のアイキャッチ画像

結論|急速充電30分で30〜56ポイント増えた

まず、私のリーフe+で30分前後の急速充電を行った4回の結果をまとめます。

場所 充電器 時間 残量 増加 充電量 料金
刈谷PA 90kW 30分03秒 43%→87% +44pt 21.667kWh 2,970円
富士宮市付近 90kW 29分46秒 28%→59% +31pt 16.237kWh 2,233円
朝霧高原PowerX 最大120kW 30分 19%→75% +56pt 28.22kWh 2,116円
鈴鹿PA 30分 20%→50% +30pt 14.6kWh 2,310円

図解|30分前後で何ポイント増えた?

2019年式 日産リーフe+(62kWh)の実測4回

刈谷PA+44pt
43% → 87%
富士宮市付近+31pt
28% → 59%
朝霧高原PowerX+56pt
19% → 75%
鈴鹿PA+30pt
20% → 50%
実測範囲は+30〜56ポイント。単純平均は約40ポイント増。
同じ30分前後でも、実測では最大26ポイントの差がありました。

この4回だけでも、同じ30分前後で最大26ポイントの差があります。

なお、「43%から87%」は44%増ではなく、正確には44ポイント増です。この記事では残量表示の差を「ポイント」と表記します。


モル

30分で40ポイント前後増えた回が多いけれど、「毎回40ポイント入る」と考えるのは危険だね。

4回の実測を写真で比較

刈谷PA|43%から87%へ、30分03秒で+44ポイント

刈谷PAでは90kWの急速充電器を利用しました。

充電前43%から、30分03秒後には87%まで回復しています。増加量は44ポイントでした。

刈谷PAで日産リーフe+を30分03秒急速充電し43%から87%まで増えた実測結果
刈谷PAでは30分03秒で43%→87%。21.667kWhを充電しました。

この回だけを見ると「30分で40ポイント以上増える」と考えたくなりますが、次の充電では結果が変わりました。

富士宮市付近|28%から59%へ、29分46秒で+31ポイント

富士宮市付近では、同じ90kWの急速充電器を29分46秒利用しました。

結果は28%から59%で、31ポイント増です。

富士宮市付近で日産リーフe+を29分46秒急速充電し28%から59%まで増えた実測結果
富士宮市付近では29分46秒で28%→59%。16.237kWhを充電しました。

刈谷PAと同じ90kW器でも、約30分で増えた残量は44ポイントと31ポイントで差が出ています。

つまり、充電器に「90kW」と書かれているだけでは、30分後の残量は決まりません。

朝霧高原PowerX|19%から75%へ、30分で+56ポイント

4回の中で最も増えたのが、道の駅朝霧高原のPowerXです。

最大120kWの充電器を30分利用し、残量は19%から75%まで回復しました。

30分で56ポイント増です。充電量は28.22kWhでした。

朝霧高原PowerXで日産リーフe+を30分急速充電し19%から75%まで増えた実測結果
朝霧高原PowerXでは30分で19%→75%。利用中にアプリで58.19kWの表示も確認しました。

ここで注意したいのは、最大120kWの充電器だから120kWで入り続けたわけではないことです。

充電中に私がアプリで確認した出力は58.19kWでした。


モル

充電器の「120kW」は最大出力。実際に車へ入る出力は、車両や残量などの条件でも変わるよ。

鈴鹿PA|20%から50%へ、30分で+30ポイント

鈴鹿PAでは外気温37℃の中、30分間の急速充電を行いました。

残量は20%から50%まで回復し、30ポイント増。充電量は14.6kWhでした。

鈴鹿PAで日産リーフe+を30分急速充電し20%から50%まで増えた実測結果
鈴鹿PAでは30分で20%→50%。14.6kWhを充電しました。

この4例を見ると、私のリーフe+では30分で30〜50ポイント前後増える場面が多かった一方、条件が良かったPowerXでは56ポイントまで増えています。

なぜ同じ30分でも増える割合が違う?

急速充電の速さは、充電器に表示されている最大出力だけでは決まりません。

  • 充電器の最大出力
  • 車側が受け入れられる充電出力
  • 充電開始時のバッテリー残量
  • バッテリー温度
  • 連続して急速充電しているか
  • バッテリーの状態

図解|同じ30分でも結果が変わる6つの要因

① 充電器の出力50kW・90kW・120kWなど
② 車両の受入性能車が受け取れる電力には上限がある
③ 開始時の残量残量が高いと出力が落ちる場合がある
④ バッテリー温度高温・低温で充電時間が変わる
⑤ 連続急速充電長距離移動では温度上昇が重なりやすい
⑥ バッテリー状態経年や状態も充電時間に影響する
だから「90kWなら30分で○%」とは固定できない
充電器の最大出力だけでなく、車両・残量・温度など複数の条件で実際の充電速度が変わります。

日産も、急速充電時間は充電器の出力性能、車両の充電性能、バッテリー残量、バッテリー温度などの影響を受けると案内しています。

2019年式リーフe+と同じZE1・62kWh車について、日産公式の目安では、バッテリー残量警告から80%まで90kW器で約50分、50kW器で約60分です。

ただし、これはあくまで目安です。今回の実測でも、同じ90kW器を約30分使って44ポイント増えた回と31ポイント増えた回がありました。

参考:日産公式|電気自動車の急速充電にかかる時間

真夏の連続急速充電では30分で約15ポイントだった経験もある

ここまでの4回は、写真と記録が残っている実測です。

一方、数年前の真夏に東京方面へ走ったときは、急速充電を連続して使い、バッテリー温度が高温側へ近づいたあと、30分充電しても約15ポイントしか増えなかったと記憶しています。

当時は充電器や車両画面のkW表示を記録していないため、「何kWまで低下した」とは断定できません。また、約15ポイントという数値も当時の記憶をもとにした目安です。

それでも、普段の30〜50ポイント前後と比べて明らかに遅く感じた経験でした。

長距離旅行では、「30分あれば必ず40〜50ポイント増える」と決め打ちしない方が安全です。

30分を使い切らなくてもいい|浜松SAでは約15分で終了

急速充電は、毎回30分を最後まで使う必要はありません。

真夏の静岡旅行で浜松SAを利用したときは、充電中に残量52%・53kWの表示を確認しました。

その後、充電終了時は74%。利用時間は15分04秒で、12.119kWhを充電しています。

浜松SAで日産リーフe+を約15分急速充電し、充電中52%53kWから終了時74%になった実測結果
浜松SAでは15分04秒利用。充電中に52%・53kWを確認し、終了時は74%でした。

このときは、その後の行程に必要な残量まで入ったと判断したため、30分まで待たずに終了しました。

「30分で何%入るか」を知っておくことは大切ですが、実際の旅行では次の目的地や充電場所まで走れる残量が確保できたかで終了を判断する方が使いやすいと感じています。

旅行計画では「30分で必ず50ポイント増える」と考えない

私なら、長距離旅行の充電計画で「30分充電すれば必ず50ポイント増える」という前提にはしません。

今回の実測では30〜56ポイント増えましたが、真夏の連続急速充電で約15ポイントしか増えなかった経験もあるからです。

特に、次の急速充電器まで距離があるときは、30分後の予想残量だけでなく、実際の航続可能距離表示と次の充電場所までの距離を確認します。

  • 普段の実績では30〜50ポイント前後増えることが多い
  • 条件が良ければ50ポイント以上増えたこともある
  • 高温や連続充電では大きく遅くなる可能性がある
  • 30分後の予想値だけで次の行程を決めない

急速充電の「30分」は、固定された充電量ではなく、そのときの条件で結果が変わる30分と考えるのが実際の使い方に近いです。

よくある質問

急速充電30分で何%くらい増えますか?

私の2019年式リーフe+(62kWh)では、写真と記録が残っている30分前後の4回で30〜56ポイント増でした。

ただし、車種、残量、バッテリー温度、充電器などで結果は変わります。

90kWの急速充電器なら30分で何%入りますか?

一律には決まりません。

私の実測でも90kW器を約30分使い、刈谷PAでは43%→87%の+44ポイント、富士宮市付近では28%→59%の+31ポイントでした。

30分あれば80%まで充電できますか?

開始残量によります。

PowerXでは19%→75%まで増えましたが、鈴鹿PAでは20%→50%でした。30分使えば必ず80%まで届くわけではありません。

急速充電は毎回30分する必要がありますか?

ありません。

浜松SAでは、その後の行程に必要な残量まで入ったため、約15分で終了しました。必要な残量が確保できれば、30分を使い切らずに出発する方法もあります。

まとめ|私の実測では30分で30〜56ポイント増えた

急速充電30分で何%入るのかは、車種や充電条件によって変わります。

私の2019年式リーフe+(62kWh)で、写真と記録が残っている30分前後の4回を比較すると、結果は次のとおりでした。

  • 刈谷PA:43%→87%(+44ポイント)
  • 富士宮市付近:28%→59%(+31ポイント)
  • 朝霧高原PowerX:19%→75%(+56ポイント)
  • 鈴鹿PA:20%→50%(+30ポイント)

4回の範囲では30〜56ポイント増、単純平均では約40ポイント増でした。

ただし、真夏に急速充電を繰り返したときは、30分で約15ポイントしか増えなかった経験もあります。

そのため、長距離ドライブでは「30分=必ず○%増える」と考えるのではなく、実際の残量・航続可能距離・バッテリー温度・次の充電場所までの距離を確認しながら使うのが現実的です。

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