EVの消耗品は何が違う?ガソリン車との比較をリーフ約5年の実体験で解説
更新 2026.10.17さわちゃん
EVに興味があっても、「エンジンオイル交換は本当にいらないの?」「タイヤやブレーキパッドはどうなるの?」と気になりますよね。
充電代・税金・保険・車検まで含めた全体の費用は、リーフe+を約5年使った維持費まとめで確認できます。
私は2019年式の日産リーフe+を2021年に中古で購入し、2026年9月7日時点で87,209kmまで乗っています。購入時は約31,000kmだったので、購入後に走った距離は約5.6万kmです。
最新の累計走行距離は、2026年10月3日時点で88,076kmです。容量計は12セグを維持し、大きな故障は経験していません。以下の消耗品履歴とオイル代の比較は、2026年9月7日時点の約5.6万kmの記録で計算しています。
この記事では、EVとガソリン車で違う主な消耗品を整理しながら、私のリーフで実際に何を交換したのかもまとめます。先に結論を言うと、私が一番メリットを感じているのはエンジンオイルとオイルフィルターが不要なことです。
記事のポイント
- EVで大きく変わるのはエンジンオイルとオイルフィルターが不要なこと
- 私のリーフは2026年9月7日時点で87,209km、容量計は12セグです
- 購入後約5.6万kmで、オイル交換0回・オイルフィルター交換0回・ブレーキパッド交換0回でした
- 私の条件では、エンジンオイルだけでも年間約8,400円相当が不要になった計算です
- タイヤ、ワイパー、エアコンフィルター、12V補機バッテリーはEVでも必要です
- EVは消耗品がゼロになるわけではなく、減る部分と変わらない部分があります
結論|EVで一番違いを感じやすいのはエンジンオイルです
EVは消耗品がすべて安くなるわけではありません。
ただ、ガソリン車で定期的に発生していたエンジンオイル交換とオイルフィルター交換が不要になるのは、かなり分かりやすい差です。私自身、ここが一番お金と手間の両方でメリットを感じています。
一方で、タイヤ、ワイパー、エアコンフィルター、12V補機バッテリーなどはEVでも必要です。つまり、EVは「何も交換しなくてよい車」ではなく、不要になる消耗品が一部ある車と考えるとわかりやすいです。
モルEVはメンテナンスフリーではありません。エンジンオイルとオイルフィルターが不要になる一方で、タイヤやワイパーなどは普通に必要です。
EVで大きく違うのは、エンジンオイルとオイルフィルターが不要になることです。図中の「オイル類」は、この2つを指します。
EVとガソリン車で違う主な消耗品
まずは、EVとガソリン車で違いが出やすい主な消耗品を整理します。
| 消耗品 | EV | ガソリン車 | 見方 |
|---|
| エンジンオイル | 不要 | 必要 | EVで大きく変わる部分 |
| オイルフィルター | 不要 | 必要 | EVでは交換不要 |
| ブレーキパッド | 必要 | 必要 | EVは減りにくい傾向 |
| タイヤ | 必要 | 必要 | どちらも必要 |
| ワイパー | 必要 | 必要 | どちらも必要 |
| エアコンフィルター | 必要 | 必要 | どちらも必要 |
| 12V補機バッテリー | 必要 | 必要 | EVでも交換対象 |
EVで不要になる消耗品
EVで一番わかりやすいのは、エンジンがないことです。そのため、ガソリン車では定期的に交換していたエンジンオイルやオイルフィルターは基本的に不要です。
私はこの差がかなり大きいと感じています。お金が浮くだけではなく、走行距離を見て「そろそろオイル交換かな」と気にする必要がなくなったからです。
EVでも普通に必要な消耗品
一方で、タイヤ、ワイパー、エアコンフィルター、12V補機バッテリーなどはEVでも普通に必要です。
つまり、EVは「消耗品がなくなる車」ではありません。あくまで、エンジンオイルのように不要になる消耗品があると考えた方が実態に近いです。
【合わせて読みたい:日産リーフの車検費用はいくら?7.5万kmで11万4,000円の実例 →】
私のリーフで実際に交換した消耗品
ここからは、私のリーフで実際にどうだったのかをまとめます。
2019年式の日産リーフe+を2021年に中古で購入し、2026年9月7日時点の走行距離は87,209kmです。購入時は約31,000kmだったので、購入後に走った距離は約5.6万kmになります。
容量計は現在も12セグです。ただし、12セグだからSOHが何%とは断定しません。ここでは、あくまで私の車両の現状として紹介します。
2026年9月7日時点のメーターです。走行距離は87,209km、容量計は12セグでした。
購入後約5.6万kmで、実際に交換した主な消耗品をまとめました。ブレーキパッドは未交換という実績であり、今後も交換不要という意味ではありません。
私の実績をまとめると、次のとおりです。
- エンジンオイル:0回
- オイルフィルター:0回
- ブレーキパッド:0回
- タイヤ:1回
- ワイパー:約2回
- エアコンフィルター:1回以上
- 12V補機バッテリー:0回
この中で、EVの恩恵を強く感じたのは、やはりオイル関連とブレーキパッドです。
モル私のリーフは購入後約5.6万kmでブレーキパッド未交換です。ただし、減り方は乗り方によって変わるので、点検は必要です。
【合わせて読みたい:中古EVは走行距離8.5万kmでも大丈夫?リーフe+を5年乗った実車の状態 →】
一番メリットを感じたのはオイル交換の手間と費用です
私が一番恩恵を感じているのは、エンジンオイル交換とオイルフィルター交換がなくなったことです。
ガソリン車時代は、だいたい4,000km前後ごとにオイル交換をしていて、費用は1回約3,000円だった記憶です。オイルフィルターは車検のときに交換していました。
2026年9月7日時点のリーフは購入後に約5.6万km走っているので、同じ条件ならエンジンオイル交換は約14回です。つまり、オイル代だけでも約4.2万円かからなかった計算になります。
約5年で平均すると、エンジンオイルだけで年間約8,400円です。さらに、実際にはオイルフィルター代も不要です。
私の条件では、エンジンオイルだけでも年間約8,400円相当が不要になった計算です。図の金額にはオイルフィルター代を含みません。
金額だけを見ると大きすぎる差ではないかもしれません。ただ、これが毎年続くので、積み上がると無視しにくい差になります。
それ以上に私が楽になったと感じるのは、オイル交換時期を気にしなくてよくなったことです。ガソリン車のときは、走行距離を見たり、そろそろかなと考えたり、店に行って待ったりするのが面倒でした。
EVではその手間ごとなくなったので、お金だけでなく管理の負担も減ったと感じています。
ブレーキパッドは減りにくい傾向があります
ブレーキパッドはEVでも必要な消耗品です。ただ、一般的には回生ブレーキの影響で、ガソリン車より摩耗を抑えやすいと言われています。
私のリーフでも、購入後約5.6万kmでブレーキパッド交換はまだありません。点検や車検でも交換を指摘されたことはありませんでした。
ディーラーとも、回生ブレーキを使うのでパッドの減りは少ないですよね、という話をしたことがあります。
ただし、これは「交換不要」という意味ではありません。あまり摩擦ブレーキを使わないことで、ローターのサビなど別の点を見ておきたいケースもあります。
タイヤやワイパーはEVでも普通に必要です
タイヤ、ワイパー、エアコンフィルターは、EVだから特別に安くなるとは感じていません。
私の場合、タイヤは購入後に1回交換しています。ワイパーは約2回交換し、YouTubeを見ながら自分で交換しました。エアコンフィルターも少なくとも1回交換しています。
タイヤについては、EVだから極端に減りやすいという感覚はありません。気持ち早い可能性はあっても、同じくらいの大きさの車と比べて大きな違いを感じるほどではありませんでした。
12V補機バッテリーもEVで交換対象になります
見落としやすいですが、12V補機バッテリーはEVでも必要です。
私のリーフでは、購入後約5.6万kmの時点でまだ交換していません。ただし、今後もずっと交換不要だと言うつもりはありません。ここはガソリン車と同じように、いずれ交換対象になる部分です。
「EVはバッテリー交換が高い」と言うとき、駆動用バッテリーばかりが話題になりがちです。ただ、日常的な維持の視点では、12V補機バッテリーのような一般的な交換部品もあります。
【合わせて読みたい:中古EV・リーフのバッテリー交換費用はいくら?保証と確認点も解説 →】
こんな人ほどEVの消耗品の違いをメリットに感じやすいです
私が感じた実体験から言うと、次のような人はEVの消耗品の違いをメリットとして感じやすいと思います。
- オイル交換の時期管理が面倒な人
- 店へ行く手間を減らしたい人
- 定期的な小さな出費を少しでも減らしたい人
- EVの維持費が実際にどう違うのか知りたい人
反対に、タイヤ代やワイパー代まで全部大きく安くなると期待すると、少しイメージが違うかもしれません。
よくある質問
EVは本当にオイル交換が不要ですか?
エンジンオイル交換は基本的に不要です。EVにはエンジンがないためです。私のリーフでも、購入後約5.6万kmでエンジンオイル交換は0回でした。
EVはタイヤがすごく減りやすいですか?
車種や乗り方で差はありますが、私自身は極端に早いとは感じていません。詳しい実体験は、EVのタイヤ交換費用と実体験の記事でまとめています。
12V補機バッテリーはEVでも交換しますか?
はい、EVでも交換対象です。私のリーフは購入後約5.6万km時点で未交換ですが、将来的に交換不要という意味ではありません。
まとめ|EVは全部安くなるわけではありません
EVの消耗品は、全部が安くなるわけではありません。
私が約5.6万km乗って一番メリットを感じたのは、エンジンオイルとオイルフィルターが不要なことです。エンジンオイルだけでも年間約8,400円相当がかからず、交換時期を気にしたり店へ行ったりする手間もなくなりました。
一方で、タイヤ、ワイパー、エアコンフィルター、12V補機バッテリーはEVでも必要です。EVの維持費を考えるときは、「全部安い」ではなく、どこが減ってどこは普通にかかるのかを分けて考えるのが大事だと思います。
中古EVを検討しているなら、消耗品だけでなく、走行距離やバッテリーの状態もあわせて見ておくと判断しやすいです。